夜の銀座の猫女!

私も所属している東京イラストレーターズ・ソサエティ恒例のクリエイション
ギャラリーG8における展覧会が8月25日から9月12日まで開かれます。
今年のテーマタイトルは「銀座」との事で東京都中央区銀座をテーマにした
絵を描く事になりました。銀座だったら何でも良いそうで、私にとっては一番
最初に脳裏に浮かんだのは画廊街です。作品を発表した画廊の街として
銀座は若い頃の様々な展覧会と作品などの懐かしい思い出のある街です。
私にとっての銀座のイメージ連想から、若い頃の作品に辿り着いてしまうの
ですが、プライベート・アートでもよいのだろうかと、想いを巡らせています。
24才の1971年拙作「猫女」は当時の私の感覚作風で、垣間見た夜の銀
座を跋扈する異形の妖怪です。銀座からの連想で若い頃の旧作が葬り去
った過去から思い出と共に甦り、今回リメイクし出品しようかと思っています。
26才の1973年に銀座ギャラリー・デコールの企画展にて「藤本蒼 展」を
開催していただきました。当時個展は2回目で、銀座では初の個展でした。
芸術生活社刊「芸術生活」誌の目次絵12枚シリーズの制作をした原画の
油彩画などを発表しましたが、後に故・大島哲以画伯にお会いする機会が
あり、当時掲載された拙作に感化されたよ、と告白され大感激しました。
その他にもギャラリー・銀座三番街という画廊でのグループ展「神々の饗宴」
に二紀会の山本貞画伯らとともに出品する機会を得たり、銀座・彩林堂画廊
の林滋氏との巡り会い等、個展やグループ展でその後も銀座との関わりが
ありました。銀座は画廊の数が一番多く、興亡も激しくて、かつて私がお世話
になった数々の画廊は残念ながら今は無く、私の夢も幻になったようです。
その後、アートよりもイラストレーション優先で現在に至っていますが、もしも
若かった当時そのままアート志向の道に固執していたら、還暦になった私の
人生はどのように違っていたのか、銀座の闇にも出没する怪しげな画家に
なっていたのだろうかなぁ~と、感慨深い面持ちでございます。
東京イラストレーターズ・ソサエティ  http://www.tis-home.com/
nekoonna
制作中の「猫女」 Copyright (C)AoiFujimoto. All Rights Reserved.
画像をクリックすると少し拡大されてご覧いただけます。
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aoifujimoto について

1947年石川県金沢市生れ。69年平凡パンチ誌で8Pのイラストレーション作品掲載。73年芸術生活社の月刊芸術生活誌目次絵12点連載。75年に澁澤龍彦著東西不思議物語毎日新聞イラスト連載。87年集英社文庫カバー血の本シリーズイラスト連載。97年画文集怪物伝説白夜書房刊。02年富里市制記念親子馬の銅像デザイン制作。10年富里市案内板と27回トミサトスイカロードレースTシャツのイラストデザイン制作。個展13回。
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