雷のアートと七月のお盆!

空梅雨の蒸し暑い日が続いていますが、時には気まぐれな空模様の日も
ありで、日本の夏は夕立やお盆など味わい深くて面白いものだなぁと思う。
うだるような汗まみれの猛暑に朦朧として炎熱地獄の空を見上げていると
薄墨を含んだ刷毛で掃いたような雲がにわかに拡がって来て、瞬く間に雲
が濃く変化し暗くなってきた。そして、重く蒸した部屋の中に開け放った窓
から一陣の涼風が流れてきた。「あぁ、気持ちが良い!」と言った途端に
 
突然、電光が暗雲を照らし、地上を突き刺すような恐ろしげな稲妻が立て
続けに落ちた。天地を揺るがすような重奏低音の雷鳴がとどろき、横殴り
の雨が窓からなだれ込んできた。慌てて窓を閉めると瀑布のような凄まじ
い豪雨の飛沫がガラスを連打している。パソコンの電源コンセットを抜き、
「おぉ、恐わっ!」と小心者の私は思わずつぶやいてオロオロしてしまった。
雷光狂想曲に唖然としていると、短い停電が数回あったようでベッドサイド
にあるルビー色のデジタル時計文字盤が明滅している。しばらくして雷雲
が去り、打ち水をしたように爽やかになり嘘だったかのような静寂になった。
たっぷり雨水を吸収した駐車場のコンクリート表面も斑に乾いて前衛美術
の様、けだるい日常を引き裂くような雷のアートに、気分も爽快になった。
 
先祖の墓参りというと殊勝ですが、翌日の昼近くに息子が遊びに来たの
で一緒に昼飯がてら家族で墓参りに行ってきました。先祖に感謝して家族
で会食するのも供養になるだろう。霊園敷地内の道路には車が多く駐車し
ていたのでビックリ!七月でも先祖供養の人達で賑わっていました。七月
か八月の13日から16日までの4日間がお盆と云われていますが、夏休
みや帰省などで人が集まりやすい一ヶ月遅れの八月が一般的なようです。
 
お盆は仏教では盂蘭盆会と言い仏教行事として一般に認識されています
が、日本在来の神道行事と仏教の盂蘭盆が習合し現在の日本で夏に行
われる祖先霊を祀る行事になったようです。この期間は先祖の霊が帰っ
てくると考えられていますが、浄土真宗では霊魂が帰って来るという考え
は無くて、霊を迎え送るキュウリの馬とナスの牛を飾る事もありません。
我が家のお墓も宗派の考えで般若心経を唱えず卒塔婆も無く水もかけ
ず、掃除して花と線香と先祖の好物を墓前に供え合掌礼拝いたしました。
日本各地の風習や宗派により様々なお盆の行事があるようでございます。
 
obon2008
お中元にいただいた日本酒を供えさせていただきました。
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aoifujimoto について

1947年石川県金沢市生れ。69年平凡パンチ誌で8Pのイラストレーション作品掲載。73年芸術生活社の月刊芸術生活誌目次絵12点連載。75年に澁澤龍彦著東西不思議物語毎日新聞イラスト連載。87年集英社文庫カバー血の本シリーズイラスト連載。97年画文集怪物伝説白夜書房刊。02年富里市制記念親子馬の銅像デザイン制作。10年富里市案内板と27回トミサトスイカロードレースTシャツのイラストデザイン制作。個展13回。
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