偉大なる偏食!

「ピンポーン!」門柱のチヤイムが鳴り、妻が微笑んでいそいそと玄関へ行
く様子、インターネットで妻が注文した本物の味スイーツが届いたようです。
 
透き通るような青空が広がり、気持ちの良い爽やかな、天高く馬肥ゆる秋!
実りの秋には梨、ぶどう、柿、栗、など秋の味覚が食欲を誘いますが、馬が
肥えるのは好ましいが、私も太るのは困るので気をつけなければならない。
 
私の子供の頃には想像できないような様々な食べ物を買う事ができる時代
になった。そして、テレビではギャル曽根さんの大食いする芸を拝見するが、
大食いタレントとしては珍しく食べ物の好き嫌いが多いらしい。私はそのよう
な健啖家ではないが食べ物に偏食はない。ところが、私の妻と母は肉が食
べられないのです。肉を見ると生きていた姿を想像して気持ちが悪いとか、
食感に吐き気がすると言うのです。たしかに食べ物の成り立ちを想像すると
残酷で食物になった動物や魚などにすまないと私は懺悔してしまうのです。
 
レストランなどで外食する時には私はステーキなどを注文し偽善者になるが、
妻と母はほとんどが肉や肉エキスを使用したメニューなので食べられる料理
がなかなかありません。それで家族との外食は常に和食料理店を選びます。
 
日本人は元来、農耕民族の穀物菜食で江戸時代末期まで仏教の影響で肉
食が禁止され、山間部を除き動物の食用はほとんどなかったようです。開国
以来、明治の富国強兵と外交政策により日本人の体格向上のために肉類
や乳製品の摂取が奨励され、戦後の欧米化で肉食中心が更に普及し現代
の食文化になった。そして過度の肉食による様々な弊害もあらわれている。
 
欧米人は肉食で進化して腸の長さは肉食動物のように短くなっているが、日
本人は穀物菜食で進化し草食動物のように長めの腸になっています。その
長い腸に肉食すると腐敗便が溜まりやすくなり悪玉菌の増殖と動物性脂肪
の影響で現代人は大腸癌や潰瘍性大腸炎になりやすくなっているそうです。
 
肉食により全身の動脈血管内壁に脂肪が沈着し血流が悪くなり動脈硬化に
より脳卒中などをおこし、心血管系疾患による死因が増えています。この心
血管系疾患を招く原因はコレステロールと脂肪で、コレステロールは動物
の肝臓と細胞で作られ肉、魚、卵、牛乳、乳製品などの動物性食品から私た
ちの体内に入ります。私たちの肝臓などもコレステロールを作り出していま
すので、自分の身体以外からのコレステロールは過剰になり、有害になり
ます。私たちが摂取する脂肪の約9割は動物性食品によるもので、もっとも
恐ろしい死因は、脂肪とコレステロールが起因する心臓発作だそうです。
 
高脂血症治療薬でコレステロール値を下げるというのは間違った治療法で
一時的な痛み止めのようなものであり、抜本的な治療にはなりません。動物
性の食事を避けて、脂肪とコレステロールの摂取を控えれば、解決されます。
 
人間の体は筋肉、内臓、髪や爪にいたるまで全て蛋白質で出来ています。
蛋白質を摂るために肉食する方が良いと思い込まされていますが、動物性
蛋白質が私たちの体の蛋白質に効率よくなるわけではありません。それら
の動物性蛋白質をアミノ酸にまで分解し、それを人間の蛋白質に合成しな
ければならないのです。問題は、肉を加熱調理すると、蛋白質が変性して
アミノ酸が壊れてしまうので、いくらステーキを食べても肝心のアミノ酸は摂
取できないという事だそうで、ネットで調べて知った受け売りの説で恐縮です。
 
信じられないかもしれませんが、むしろ、バナナの方がステーキよりも蛋白
源として優れています。バナナには人体に必要な良質の蛋白質がそのまま
含まれているからです。朝食にバナナを食べ、それ以外の食事で生野菜を
食べれば、充分な量のアミノ酸を摂取でき、蛋白質不足には絶対にならな
いのです。植物から蛋白質を摂取するのは意外かもしれませんが、土の中
から芽を出し成長する植物の中には、必ずアミノ酸が含まれているのです。
 
癌や心臓病で死んだり、高血圧に悩んだり、糖尿病や関節炎を患ったり、
肥満のために不健康な状態になる、これらの病気全てが肉食と深い関わ
りがあったのです。私たちは蛋白質不足を心配するより、むしろ、蛋白質
の過剰摂取による害を心配すべきなのです。癌や心臓病は偶然にかかる
わけではなく、体質が原因で肥満するわけでもありません。本当の原因は、
日頃の肉食の習慣にあると多くの科学的研究によって判明しているのです。
 
牛乳や乳製品を毎日のように摂取すると、カルシウム不足になり、骨粗鬆
症(こつそしょうしょう)の原因になる!という事をご存知でしたか?そして、
赤ちゃんの頃に粉ミルクで育っている子供は中耳炎になったり、体質によ
っては呼吸器系に濃い粘液を発生させ呼吸がスムーズにできなくなったり、
鼻炎の原因にもなるそうです。花粉症の大人になるのも関連があるかな?
 
牛乳や乳製品には動物性蛋白質が多く含まれていますが、動物性蛋白質
は強酸性であり、人体は弱アルカリ性を保つために骨のカルシウムを使っ
て中和しようとするのです。したがって、牛乳や乳製品のように動物性蛋白
質過多の食品を摂取すればするほど、骨から多くのカルシウムが失われ
ることになります。勿論、スイーツなどの砂糖もカルシウムを失うのでダメ!
 
多くの高齢者が骨粗鬆症を患っている原因は、動物性蛋白質過多の食品
摂取だったと、どの科学的研究も示しています。肉食は身の破滅ですね・・・
(2002年の世界保健機関・WHOの報告書ではカルシウム・パラドックス
として推論されている。さらに、2007年のWHOの報告書で野菜と果物を
多く食べた子供はカルシウムの尿中損失量が少なく、野菜と果物の摂取量
が多いほど骨密度が高いという研究結果が老若男女それぞれにあります)
 
牛乳の他に、どこからカルシウムを摂取すればよいのか?という答えは、
意外にも野菜と果物などの植物性食品だったのですね。牛はどこから
カルシウムを摂取しているのか?という事を考えてみれば、牛はいったん
離乳したら草を食べて、その中に含まれているカルシウムを摂取していま
す。つまり、草が牛のカルシウム源なのです。カルシウムの塊のツノまで
生えます。牛乳はあくまでも仔牛のための食料で、仔牛は生まれたときの
体重が約40キロですが、わずか2年後には1トンぐらいにまで成長します。
 
つまり、私たちが牛乳や乳製品を摂取するとき、急速に体が大きくなる食
料を摂取していることになり、これでは当然の事に太ってしまうという事です。
ヨーグルトは牛乳と同じように肥満になりやすい食品で、ヨーグルトを食べ
てのダイエットは矛盾する事がわかります。カルシウムを摂取するために
牛乳を飲んでいたのに意外な真実で大変驚きました。改めて考えてみれ
ば、人間が牛の乳を飲むという事は不自然で原始的な事かもしれません。
 
菜食で生きていけるのか?栄養不足や力が出ないのでは?などの認識は
誤解です。肉類は動物の老廃物の尿素と尿酸を含んでいるので、疲労と
老化をもたらし活力を損失させます。肉を食べると元気が出るように思える
のは、尿酸のためです。尿酸(別名・尿酸化合物三酸化プリン)は、カフェイ
ン(別名・尿酸化合物二酸化プリン)に名前も似ており、体にも似たような一
時的覚醒作用があるからで、肉のかたまりは消化されるのに数時間かかり
刺激物も解毒されるのに同じくらいかかるのでエネルギー低下の原因に
なるのです。つまり、肉食の方が疲れやすく、持久力は菜食の方が優れて
いるという事です。世界的に有名な多くのスポーツ選手が肉食を避けながら
菜食を続けて人間本来の運動能力を最大限に発揮しているというのです。
 
オリンピック水泳で4つの金メダルを取ったマレーローズ、世界チャンピオ
ン、ジョニー・ウァイスミューラー、マラソンのアベベ、テニスのナブラチロワ、
陸上競技のモーゼス、カールルイスらは完全菜食で栄光を手にしている。
 
余談だが、元気付けが必要な時は肉食ではなく、カフェインの含まれている
コーヒーや茶を飲めばよい。厚生労働省の研究班が、「コーヒーを毎日3杯
以上飲む日本女性は、ほとんど飲まない女性より、子宮体癌になるリスク
が大幅に下がるらしい」という調査報告を今月初めに発表したのだから。
 
 アインシュタインは「菜食がもたらす情緒面での変化並びに浄化は、人類
に対して非常に多くの利益をもたらすと考えます。したがって菜食は人類に
とって非常に幸多き、平和なことなのです。人類は菜食をすべきです」また
「菜食主義への移行ほど健康と長寿に有効な方法はない」 と言っています。
 
レオナルド ダ ヴィンチは「私はかなり若い頃から動物を食べるようなことは
絶対にしなかった。動物を殺すことは人間を殺すことと同じである。人間が
このことを認識する日はいつか来るだろう」 自然や芸術を愛するが故に
全てのものの中に生命を見出し、動物の肉、魚、卵、チーズ、ミルク、蜂蜜
などの動物性食品を食べなかったそうで、進化した人類を予見したのか?
 
心霊診断家のエドガー・ケイシーは「癌は、まず第一に、多量の肉食から
生じたものだ。」と肉食は癌の原因になると述べている。恐ろしい事ですね。
 
偉大なる菜食主義者の言葉に偽善的な自己を反省!9月20日~26日は
動物愛護週間でもあります。私も遅まきながら菜食主義になれるだろうか。
daidokoro
絵は果物と野菜で充分と描いた拙作台所風水画「満笑招福神布袋さま」
Copyright (C)AoiFujimoto. All Rights Reserved.
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aoifujimoto について

1947年石川県金沢市生れ。69年平凡パンチ誌で8Pのイラストレーション作品掲載。73年芸術生活社の月刊芸術生活誌目次絵12点連載。75年に澁澤龍彦著東西不思議物語毎日新聞イラスト連載。87年集英社文庫カバー血の本シリーズイラスト連載。97年画文集怪物伝説白夜書房刊。02年富里市制記念親子馬の銅像デザイン制作。10年富里市案内板と27回トミサトスイカロードレースTシャツのイラストデザイン制作。個展13回。
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