男の涙!

自然と脳裏に浮かんでくる日頃のイメージをアート絵としてパソコン
で制作している。偶然インスピレーションが湧いてきたように思って
いたが、もしかして鬱積した心を解放するためだったのかもしれない。

と言うのは、渋谷駅前銅像の忠犬ハチ公の実話に基ずくドラマを映画
化したリチャードギア主演の「HACHIKO」をレンタルDVDで観ていたら
年のせいか涙もろくなったようで、泣けてきた。その感動の涙が刺激
となり心の奥底を洗い流すように次々と別離と故郷喪失などの様々な
記憶が甦り、何かに突き動かされるような衝動で絵ができてしまった。

人生は積み重ねだと誰もが思っているようだ。
ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。
財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、
かえって人間は自在さを失ってしまう。
過去の蓄積にこだわると、
いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。 岡本 太郎

これは岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」の中の言葉です。私も
過去の蓄積にこだわらず、自由なイマジネーション制作で抑圧された
心の緊張を解放し、それにより精神を浄化していければと思っていま
す。そのように芸術は人間の不幸、苦しみ、充たされない心情から生
まれる。そうであるかぎり、人間は芸術をもち、それに救いや、喜び
を見出し、現実生活では抑えられ見失われがちな人間の生命感やカタ
ルシスをそこに見出すのだろうとアートを描く理由について考えます。

とりあえず次々と浮かんだイメージをドローイングするようにパソコ
ンで描き、創作活動のゆるい発散を続けようと考えています。下記は
そのようにして描いた新作「男の涙」ですが、共鳴して面白がってい
ただける方がおられば、自分のために描いているアート絵も生きます。


「The man’s tears」Copyright(C)2010 AoiFujimoto. All Rights Reserved.

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aoifujimoto について

1947年石川県金沢市生れ。69年平凡パンチ誌で8Pのイラストレーション作品掲載。73年芸術生活社の月刊芸術生活誌目次絵12点連載。75年に澁澤龍彦著東西不思議物語毎日新聞イラスト連載。87年集英社文庫カバー血の本シリーズイラスト連載。97年画文集怪物伝説白夜書房刊。02年富里市制記念親子馬の銅像デザイン制作。10年富里市案内板と27回トミサトスイカロードレースTシャツのイラストデザイン制作。個展13回。
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