ヒツジ

春眠あかつきを覚えずの時候だが、早朝きまったように猫が騒ぐので、その物音で私は起床する。カーテンを開けてコーヒーを沸かしトーストと果物で朝食を済ませ、猫と池の魚に餌をやり、猫トイレと仕事部屋などの掃除をしてパソコン作業する午前中の日課となっている。

午後は時々外出することもあるが、普段はそのままパソコンで仕事を続け、妻が3時頃にお茶と羊羹などを仕事部屋へ持ってきてくれる。羊羹といえば和菓子に羊というのは不可解だったが、日本で最初に栗羊羹を販売したといわれる成田山表参道米屋の広告によると、小豆を羊肉の代わりに見立て小豆や葛などの粉を練って蒸したものを入れた精進料理のひとつだった汁物が羊羹の由来のようだ。

来年はその羊年で、鬼が笑うかもしれないが、賀状データ集用ヒツジ絵をパソコンでいろいろ描いている。まだ描き始めで2点ほどしか出来ていないが、ヒツジ絵はなぜか毛皮のイメージしかアイディアが出てこなくて苦戦する日々。視覚的ご説明のためにもその絵をご覧いただきたいが、残念ながら来年に本が発行されるまで絵はブログなどで事前発表できない。

どのような仕事も本気で真面目に取り組んできたつもりで、プロとしては慣例に従い型どおりの定番絵を描けばそれで済むのかもしれないが、いつまでも初心忘れず青いままの自分でいようと思っているから、考え過ぎる失敗もあるが色々とアイディアを練り見る人に楽しんでもらえるような面白い絵が描けないかと存念する。

絵の表現方法で特に指示が無い限り、ただ写実的に描くだけではつまらなく、イメージの創造性がなければ絵としては無意味だと思っている。写真の出現で絵は現実を記録する写実的役割から解放され、想像力の世界をより自由に表現できるから常にそれを心がけている。今の時代には自ら考え描いたイメージこそが必要なのではないだろうかと思う。

そのような青いことを考えながらパソコンにへばりつき出かける時も車の運転でほとんど座りぱなし、時々猫たちの様子見に階段を登り降りする程度の運動不足だと反省するこの頃、下は愛猫六匹のうちの一匹で早起き猫ラッキー。

2014.2.19

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aoifujimoto について

1947年石川県金沢市生れ。69年平凡パンチ誌で8Pのイラストレーション作品掲載。73年芸術生活社の月刊芸術生活誌目次絵12点連載。75年に澁澤龍彦著東西不思議物語毎日新聞イラスト連載。87年集英社文庫カバー血の本シリーズイラスト連載。97年画文集怪物伝説白夜書房刊。02年富里市制記念親子馬の銅像デザイン制作。10年富里市案内板と27回トミサトスイカロードレースTシャツのイラストデザイン制作。個展13回。
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