竜鳥

過ぎ去る夏を惜しむようなセミや夜の虫の音は何となく秋の気配、夏の終わりを告げるようで心寂しい気分だ。

感傷的な気分の時は元気がでる絵をと独白まじりに日々絵を描いている。日常の雑事にまぎれて一日はあっという間に過ぎ去ってしまうが、毎日絵を描いていないと感覚が鈍り、いざと言う時に何も心象が湧かず描けなくなるような気がする。絵描きの性分なのかそれでいつも必然的に絵を描き続けるのだろう。

なぜ白日夢をみてしまうのだろうか。吉兆なのか、幻の鳥が珠をつかもうと舞い降りてきた。もちろん現実ではないが、見えない空想世界を視覚化したいとの潜在意識があるからだろう。前回は竜魚を描き、ジュラ紀古生物の魚竜ではなく竜の魚だった。それなら竜の鳥もありえると、今回は鳳凰やフェニックスでなく、もちろん空飛ぶ翼竜のプテラノドンや始祖鳥でもなく竜のような鱗の鳥を無意識にイメージしてしまった。

この絵もデジタル制作より大きな画面のアナログ画でシンプルに描いた方が良いかもしれないが、ああでもないこうでもないとデジタルでイメージを試行錯誤することも幻想感覚を表現するうえでの思考鍛錬になる。「竜鳥 」 DragonBird Size A4  Photoshop CS5  2014年8月制作

竜魚 DragonFish
2014DragonBird,Copyright(C)2014 AoiFujimoto. All Rights Reserved.

広告

aoifujimoto について

1947年石川県金沢市生れ。69年平凡パンチ誌で8Pのイラストレーション作品掲載。73年芸術生活社の月刊芸術生活誌目次絵12点連載。75年に澁澤龍彦著東西不思議物語毎日新聞イラスト連載。87年集英社文庫カバー血の本シリーズイラスト連載。97年画文集怪物伝説白夜書房刊。02年富里市制記念親子馬の銅像デザイン制作。10年富里市案内板と27回トミサトスイカロードレースTシャツのイラストデザイン制作。個展13回。
カテゴリー: 美術 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中