九星福来開運符

今は夜に出歩くことはなくなってしまったが、昔は近くの雑木林を愛犬と散歩していた。闇夜の空を大きい不気味な影が音もなくよぎり、大木の梢からじっと見下ろされている気配がした。その場を足早に去ったが、フクロウを見たのはそれが初めてだった。そして、フクロウの絵は人気があるよ、と輸入家具販売業の旧友が自社店舗に展示したインテリア用額絵を指差して言っていたことも思い出した。幸運のシンボルとして世界的に有名な福鳥とのことだが、あの夜の印象が悪魔的だったので当時はなぜフクロウが好まれるのかと不可解だった。

後年、フクロウについて大修館書店の動物シンボル事典を読むと意外なことが書いてあった。共に夜の鳥であるフクロウとミミズクは混同されていて、例外もあるが一般的にミミズクは頭部に耳のような形をした羽角が立ち、フクロウとは異なるらしい。西洋の図像学ではフクロウは智恵の象徴だが、ミミズクは憎悪の象徴としてヒエロニムス・ボッシュの絵画などに比喩的に描かれ、正反対の福と凶を暗示しているようだ。フクロウの眼は他の鳥のように頭の両横にあるのではなく、人間のように顔の正面に二つ並んだ凝視する眼で邪眼や悪意を睨み返すお守りとみなされているとあった。

さらに、福徳開運の水晶院によると、古代ギリシヤの知恵の女神アテナにフクロウが捧げられ、そのフクロウは無知を防ぎ知識を増やす手助けをしたことから学問の神となり、その他にもネイティブアメリカンの伝説では賢く老いたフクロウの預言や、中南米では家の守護神として、フクロウは様々な災いに対して神秘的な魔力を持つ世界的な幸運のお守りとなり、日本でもフクロウにおめでたい漢字を当てはめ、幸福が来る「福来」、幸福で朗らか「福朗」、年をとっても幸福「福老」、苦労がない「不苦労」、いつまでも富が途切れない「富久老」といった縁起の良い語呂合わせがある。

また、フクロウの首は左右にそれぞれ270度まで回転できることから首が回るつまり商売繁盛とみなされ、広い視野と大きく鋭い目のため未来を見通すとされ、夜目が利き災いを避け監視する厄払とされ、獲物をつかまえ離さないことから成功をつかむなどの縁起とされた。特に白いフクロウは人気があり、白い生き物は弁財天の使いの白蛇や、風水で四神の西を表す白虎、インドでの白象など特別な力を持つ聖なる生き物とされ幸運を運んできてくれると伝承されている。

その縁起の良い白フクロウがお宝をつかみ飛んで(富んで)来る護符絵を水晶院に描かせていただいた。金来符と九星別風水鏡の純金箔護符「九星福来開運符」金運招来の祈願に、是非ご覧いただければ幸いです。 http://bit.ly/1BffhNI

2015.WhiteOwl
WhiteOwl,Copyright(C)2015 AoiFujimoto.

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aoifujimoto について

1947年石川県金沢市生れ。69年平凡パンチ誌で8Pのイラストレーション作品掲載。73年芸術生活社の月刊芸術生活誌目次絵12点連載。75年に澁澤龍彦著東西不思議物語毎日新聞イラスト連載。87年集英社文庫カバー血の本シリーズイラスト連載。97年画文集怪物伝説白夜書房刊。02年富里市制記念親子馬の銅像デザイン制作。10年富里市案内板と27回トミサトスイカロードレースTシャツのイラストデザイン制作。個展13回。
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