水墨画昇龍

締め切りの無い絵画制作というのは完成の見極めが難しい。先月は今まで何度も描いた姿の昇り龍を水墨画でも描いていたが、千篇一律な水墨画にはしたくないと思い、こだわりすぎて試行錯誤を繰り返し一ヶ月もかかった。いつ果てるともしれない限の無い状態に陥ってしまいアート制作の落とし穴にハマったよう。

机上で描くサイズではないので、フロアに横760ミリに縦1430ミリの大きな画仙紙を広げ這いつくばって描いていたが、普段のシャツにジーンズ姿で描くとジーンズの鋲で和紙や床を傷つけるので作務衣に着替えた。この方が気楽で動きやすくて具合が良く水墨画を描くにはやはり最適な服装だと実感した。

依頼された水墨画を描き上げた機会に残った墨と和紙で昇り龍の水墨画もついでに描いてしまったが、表装するまでもないので、とりあえず丸めて収納するためのクラフト丸筒を探さなければならずアナログ絵は保管が面倒だ。時は得がたくして失しないやすし、というので好機とばかりに勢いで描いてしまったが、この水墨画を以後どうするか思案している。

2015sumi-e

2015sumi-e,Copyright(C)2015 AoiFujimoto. All Rights Reserved.

広告

aoifujimoto について

1947年石川県金沢市生れ。69年平凡パンチ誌で8Pのイラストレーション作品掲載。73年芸術生活社の月刊芸術生活誌目次絵12点連載。75年に澁澤龍彦著東西不思議物語毎日新聞イラスト連載。87年集英社文庫カバー血の本シリーズイラスト連載。97年画文集怪物伝説白夜書房刊。02年富里市制記念親子馬の銅像デザイン制作。10年富里市案内板と27回トミサトスイカロードレースTシャツのイラストデザイン制作。個展13回。
カテゴリー: 美術 タグ: , パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中